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■梅毒患者、2年連続で4000人を超す 全国に広がり、注意が必要に

 

 性行為などで感染する梅毒の患者数が2年連続で4000人を超え、昨年の患者数をすでに上回ったことが7日、国立感染症研究所の集計で明らかになりました。

 現行の集計方式となった1999年以降では過去最多で、国立感染症研究所感染症疫学センター第2室の砂川富正室長は、「昨年は大都市に患者が集中していたが、今年は全国に広まってきており注意が必要」としています。

 10月29日までに報告された患者数は4711人で、都道府県別では東京都(1466人)や大阪府(651人)など大都市圏のほか、岡山県(138人)、広島県(110人)が目立ちました。直近3カ月における人口100万人当たりの届け出数は、西日本で高い傾向がみられました。

 梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌が原因で起きる感染症。抗菌薬で早期に治療をすれば完治しますが、放置して進行すると脳や心臓に大きな合併症を引き起こします。また、妊婦が感染すると、胎盤を通じて胎児に感染する「先天梅毒」になり、流産や死産になったり、生まれた子供の目や耳などに重い障害が出たりします。

 

 2017年11月8日(水)