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■世界の主要温室効果ガス濃度、観測史上最高を更新 世界気象機関が解析

 

 地球温暖化をもたらす3種類の温室効果ガスの世界の平均濃度が、2016年はいずれも解析を始めてから最も高い値になり、このうち二酸化炭素(CO2)は、2015年からの増加量も過去最多となったことが、世界気象機関(WMO)の解析で明らかになりました。

 WMOは、地球温暖化の原因となる主要な3種類の温室効果ガスについて、世界の気象当局や研究機関が観測しているデータを解析し、2016年のデータを発表しました。

 発表によりますと、二酸化炭素の世界の平均濃度は、年々上昇を続け、2016年は403・3ppm(ppmは100万分の1、体積比)と、世界各地で観測を始めた1984年以降、最も高くなりました。

 また、2015年からの増加量も3・3ppmと過去最も多くなり、最近10年間の1年当たりの平均増加量の1・5倍近くに達しています。

 このほかの温室効果ガスの世界の平均濃度は、メタン(CH4)が1853ppb、一酸化二窒素(N2O)が328・9ppbと、いずれも2015年を上回り、観測史上、最も高くなりました。

 WMOの解析で中心的な役割を果たした気象庁は、「短時間に大雨が降るケースが徐々に増えるなど、地球温暖化による災害のリスクが高まりつつあると考えられ、引き続き温暖化対策に取り組む必要がある」と話しています。

 

 2017年11月4日(土)