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■甲状腺がん診断、2人増えて154人に 福島県の18歳以下甲状腺検査

 

 福島医大は23日の福島県民健康調査検討委員会で、甲状腺検査の6月末時点の結果を公表しました。

 2016年度から始まった3巡目の検査では、3月末の前回報告から新たに1人ががんと確定、2人ががんの疑いと診断されました。3巡目でのがんの確定は3人、がんの疑いは4人になりました。

 福島県東京電力福島第1原発事故時に18歳以下だった県内すべての子供を対象に、甲状腺検査を実施。2011年度から1巡目、2014年度から2巡目、2016年度から3巡目が始まっています。

 2巡目の検査では、前回報告からがんの確定が1人増えて50人になり、がんの疑いは1人減って21人になったと報告されました。1~3巡目を合わせると、がんの確定は2人増えて計154人、がんの疑いは計39人になりました。

 検討委員会は1巡目の結果を踏まえ、検査で見付かった甲状腺がんは「放射線の影響とは考えにくい」との中間報告をまとめています。

 また、福島医大は23日の福島県民健康調査検討委員会で、東京電力福島第1原発事故後4カ月間の外部被ばく線量を推計する基本調査の6月末時点の結果を公表しました。

 放射線業務従事経験者を除く46万4420人のうち62・2%が1ミリシーベルト未満となり、前回の調査結果とほとんど変化はありませんでした。

 福島医大は、「放射線による健康影響があるとは考えにくい」と評価しています。

 

 2017年10月24日(火)