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■北九州市の病院で耐性菌に感染し3人死亡 院内感染の可能性

 

 北九州市の病院で昨年10月以降、ほとんどの抗生物質が効かないとされるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)と呼ばれる耐性菌に、入院患者4人が感染しているのが確認され、このうち3人が死亡しました。

 北九州市は、院内感染の可能性もあるとみて調べています。

 北九州市八幡西区の東筑病院の10日の発表によりますと、昨年10月から今年7月15日までの間に、入院患者4人がカルバペネム耐性腸内細菌科細菌に感染しているのが確認されたということです。

 このうち、90歳代の女性と、80歳代の男性2人の合わせて3人が今年7月に肺炎で相次ぎ死亡したほか、90歳代の男性が入院して治療を受けていますが、容体は安定しているということです。

 このカルバペネム耐性腸内細菌科細菌は、感染症治療の最後の切り札として使われている抗生物質の「カルバペネム」が効きにくいため、患者の血液や肺に入り敗血症や肺炎などの感染症を引き起こすと、治療が非常に難しくなります。

 北九州市の保健所は、死亡した3人のうち男性2人は東筑病院での院内感染の可能性があるとみて、8月4日に立ち入り検査を行うとともに、感染拡大の防止のため、感染者を個室に移し、約190人の入院患者全員の検査を進めています。

 

 2017年8月10日(木)