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■乳がん検診、高濃度乳房の見逃しリスク通知へ 厚労省が体制整備

 

 厚生労働省乳がん検診で異常を見付けにくい「高濃度乳房」と判定された場合、受診者に知らせる体制を整備する方針を決めました。病気ではないが、がんの見逃しリスクが高くなることを伝え、注意を促すのがねらいい。

 本年度中にも通知方法を定めた指針をまとめ、自治体が行う乳がん検診で活用してもらいます。

 高濃度乳房は、日本人女性の約4割を占めるとされ、特に30~40歳代の若い女性に多くみられます。乳がんが検診で見逃される一因となっているため、患者団体から通知するよう要望が出ていました。

 乳房は乳腺濃度が高い順に、「高濃度」「不均一高濃度」「乳腺散在」「脂肪性」の4タイプに分けられます。乳がん検診で標準的に使われているマンモグラフィー検査(乳房エックス線撮影検査)では、乳腺もがんも白く写るため、高濃度だと見分けにくくなります。

 国の現在の乳がん検診指針は、本人に知らせるのは「要精密検査」か「異常なし」という結果のみで、乳房タイプの通知までは求めていません。一部市町村は独自に、乳がん検診の受診者に高濃度など乳房タイプを通知しています。

 

 2017年7月31日(月)