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■ヒアリで国内初被害、福岡市で作業員が刺され発疹 中国からのコンテナに30匹

 

 環境省は27日、福岡市東区博多港から博多区の倉庫に運ばれたコンテナ内で南アメリカ原産の強毒アリ「ヒアリ」が新たに見付かり、30歳代の男性作業員が左腕を刺されたと明らかにしました。

 病院で診察を受けたところ、刺された周囲に赤い発疹が確認されましたが、軽症。「クラゲに刺されたような痛みを感じた」と話しているといいます。

 環境省によると、国内で人がヒアリに刺される被害が確認されたのは今回が初めてだということです。

 福岡市によると、男性は27日午前、中国から貨物船で運ばれてきたコンテナから積み荷を取り出す作業中、段ボール箱を持っていた左腕に痛みを感じ、ヒアリに気付きました。手で払いのけた後、コンテナ内の床の上を調べ、約30匹のヒアリを発見しました。

 運送事業者がコンテナを密封し、殺虫剤でヒアリを駆除した後、専門家が死骸を調べ、ヒアリと同定しました。2匹のサナギを含む約30匹はすべて働きアリで、繁殖につながる女王アリは確認されませんでした。

 コンテナを載せた貨物船は18日に中国・広東省の蛇口港を出発し、23日に博多港に入りました。コンテナは24日に福岡市東区コンテナターミナルに陸揚げされた後、東区の運送事業者の敷地内に置かれ、27日に博多区の倉庫へ移されていました。

 博多港では、今月21日に約40匹のヒアリを初めて確認。その後も100匹以上が見付かっています。

 ヒアリには体の末端に毒針があり、刺されると激しい痛みとともに皮膚がはれ上がります。まれに急性のアレルギー反応「アナフィラキシー」で死亡する例もあります。

 

 2017年7月28日(金)