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■ヒアリ発見相次ぎ、殺虫剤の販売急増 メーカーも増産対応

 

 強い毒を持つ南アメリカ原産のヒアリが各地の港湾などで相次いで見付かり、定着が心配される中、アリを対象とした殺虫剤の販売が急増し、メーカーも生産態勢を強化しています。

 東京都品川区にあるホームセンターでは、7月に入って近くにある大井ふ頭でヒアリが確認されたことを受け、アリを対象とした殺虫剤の売り場を増やしました。

 この店舗では、アリ用の殺虫剤の売り上げが7月10日からの1週間で昨年の同じ時期より10倍以上になったほか、グループ全体でも例年の2倍近くに上っているということです。

 ホームセンターの店長は、「当初は業務用での購入が多かったが、最近では一般の人の購入も増えている」と話していました。また、訪れた客は、「子供が夏休みに入ったばかりなので、しっかり対策をとりたい」と話していました。

 こうした状況を受けて、アリ用の殺虫スプレー「アリアース」や巣を丸ごと駆除する設置型殺虫剤「アリの巣コロリ」を手掛けるアース製薬では、7月の出荷量は前年同月の2倍に増え、工場では勤務シフトを工夫するなどして増産対応をとっています。

 また、消費者の関心が高いとして、ホームページでヒアリへの殺虫剤の効果を示す台湾で行った試験の動画も公開しています。

 ヒアリへの対策について、環境省は「むやみに殺虫剤を使うと在来種のアリを減らし、ヒアリが侵入しやすくなる恐れもある」と指摘していて、ヒアリのようなアリを見付けたら、触ったり、自分で駆除したりせず、環境省や自治体などに通報するよう呼び掛けています。

 

 2017年7月23日(日)