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■3カ所以上の医療機関に通院中の高齢者、9割が薬5種以上の多剤処方

 

 3カ所以上の医療機関に通院している高齢者の9割が、慢性疾患の薬を5種類以上処方されているとの調査結果を、東京都健康長寿医療センターなどの研究班がまとめました。

 16日に名古屋市で開かれている日本老年医学会で発表します。

 複数の持病を抱える高齢者は処方される薬の種類が増えがちですが、薬を分解する機能が低下して副作用が出やすくなります。5種類以上服用すると、転倒リスクが高まるとの報告もあります。

 調査は、自宅(介護施設も含む)で暮らす75歳以上の東京都民約130万人のレセプト(診療報酬明細書)を分析。2014年5月からの4カ月間について、糖尿病、高血圧、骨粗しょう症不眠症、泌尿器疾患など約20疾患の薬127種類(約5000剤)の処方状況を調べました。

 5種類以上の薬を処方されている患者は、全体で35%でした。受診している医療機関数でみると、1施設では23%、2施設では60%、3施設では89%と、受診先の増加に伴い多剤処方の割合が高くなりました。

 

 2017年6月16日(金)