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■腸管出血性大腸菌の感染者、1週間で45人に上る 肉類の生焼けに注意が必要

 

 食中毒などを引き起こす腸管出血性大腸菌の感染者が1週間で45人に上るなど感染が広がり始めました。気温上昇とともに流行が拡大し、7~8月にピークを迎えるため、国立感染症研究所は注意を呼び掛けています。

 感染すると、腹痛や下痢、血便のほか、 嘔吐(おうと)や発熱を伴うこともあります。抵抗力が弱い乳幼児や高齢者は、貧血や急性腎不全を起こして死に至る恐れもあります。

 国立感染症研究所によると、昨年は9人の死亡が報告されました。今年も6月7日に、群馬県伊勢崎市の高齢者施設で、腸管出血性大腸菌O(オー)157に感染した90歳代の女性が死亡しています。

 腸管出血性大腸菌はもともと牛などの腸に生息しており、生肉など食品を通じて人間に感染します。感染者の約3割は無症状で、気付かずに感染を広げる危険性もあります。

 トイレ後や調理前、食事前の手洗いの徹底で感染の拡大を防げます。

 国立感染症研究所感染症疫学センターの斉藤剛仁主任研究官は、「肉類の生焼けに注意して食中毒を予防してほしい」と話しています。

 

 2017年6月15日(木)