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■救急車を呼ぶべき病気の緊急度、サイト「Q助」で判定 消防庁がアプリを無料提供

 

 総務省消防庁は、けがや病気の症状で緊急度を判定するサイトを開発しました。スマートフォンやパソコンでアクセスし、案内に従って病状や痛みの部位、強さなどを選んでいくと、救急車を呼ぶ必要があるかどうかの目安を教えてくれる仕組み。

 5月25日からスマートフォン用アプリの無料提供を始めました。ウェブ版も提供開始しています。増え続ける救急車の出動件数の「適正化」を図り、重症者を効率よく搬送できるようにするのが狙いです。

 消防庁によると、救急車の出動は2015年には約605万件あり、このうち搬送を実施したのは約547万件でした。また、搬送を実施した人の49・4%が「軽症」で、同庁では「搬送した結果軽症になったケースも多い」としながらも、実態からは適正化の余地が十分にあるとみています。

 サイト名は「Q助(きゅうすけ)」で、消防庁のホームページからたどれるようにしました。個人情報などの登録は不要で、起動させると画面上でまず、「反応がない」「声が出せない」など命にかかわる恐れのある症状から聞き、該当しない場合は、痛みのある部位や強さを問う設問などに進みます。

 その結果、緊急度が高いと判断されれば「今すぐ救急車を呼びましょう」、それ以外は「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」「様子を見て」といった4段階のメッセージが赤、黄、緑、白の色分けとともに表示されます。

 自身で受診する場合に地元の医療機関を検索できるように、厚生労働省のサイト情報も掲載しました。

 消防庁の担当者は、「救急車を呼ぶか判断を迷った時に使ってほしい」と呼び掛けています。

 

 2017年5月31日(水)