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健康創造塾

各種の健康情報を発信

■最先端のリハビリ施設、11月に開設へ 慶大など19団体が参加

 

 脳波から意思を読み取り体を動かす装置などを使い、治療が難しい重いまひの回復を目指す次世代リハビリテーション施設「スマートリハ室」の開設に、慶応大学などが乗り出します。

 日本医療研究開発機構の支援で、脳卒中リハビリの研究拠点となるモデル施設作りに取り組みます。

 開設には、大阪大学や国内7企業など計19団体が参加。神奈川県藤沢市の慶大キャンパスの隣に11月開業予定の民間病院、湘南慶育病院を拠点にして、研究を進めます。

 目玉となるのは、脳と機械をつなぐ「BMI(ブレーン・マシン・インターフェース)」と呼ばれる技術を応用したリハビリ装置。脳波や脳血流などから動作の意思を読み取り、まひした部位を機械で動かす訓練を繰り返し、傷付いた神経回路の修復を図ります。

 慶大の臨床研究では、手の指に付けた装置で1日約40分間、10日間続けてリハビリを行ったところ、指が全く動かせなかった患者42人中29人が動かせるようになりました。

 スマートリハ室にはこのほか、脊髄に電気刺激を与えて歩行を支援する装置や、足首の動きを補助する装着型ロボットなどをそろえます。

 こうした次世代リハビリを研究する企業や大学は増えていますが、大きな研究拠点は初めて。パナソニックなど参加企業は、各装置の5年以内の実用化を目指して臨床研究を行います。

 

 2017年5月2日(火)