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■iPS細胞、日本人に2番目に多い白血球型の提供始める 京都大iPS細胞研究所

 

 再生医療に使うiPS細胞(人工多能性幹細胞)を備蓄する「iPS細胞ストック事業」を展開する京都大学iPS細胞研究所は18日、日本人に2番目に多い白血球型(HLA型)の細胞の提供を始めました。

 iPS細胞からさまざまな細胞を作り患者に移植する際に、HLA型が一致していれば拒絶反応が起きにくくなります。この日本人に2番目に多いHLA型の細胞は日本人の約7%をカバーでき、すでに提供している日本人に最も多いHLA型の細胞が日本人の約17%をカバーできるのと合わせて、日本人の約24%をカバーできるようになります。

 患者本人の細胞から作製したiPS細胞を移植すれば、拒絶反応はないものの、コストと時間がかかります。

 このため、iPS細胞研究所は他人由来の細胞を使った治療を念頭に、日本人に多いHLA型のiPS細胞の備蓄を進めており、目の難病を対象にした臨床研究も始まりました。

 2022年度末までに、日本人の大半をカバーできる備蓄体制を目指します。

 

 2017年4月19日(水)