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健康創造塾

各種の健康情報を発信

■ジカ熱、小頭症など先天異常は10人に1人 アメリカで妊婦調査

 

 妊娠中の女性がジカ熱(ジカウイルス感染症)に感染した場合、先天的に頭部が小さい小頭症などの新生児が生まれる割合は、およそ10人に1人に上るという調査結果を、アメリカの疾病対策センターCDC)がまとめ、妊娠中の女性に対して、予防対策の徹底を呼び掛けています。

 CDCは昨年、中南米などのアメリカ国外やアメリカ国内でジカ熱に感染したとみられる女性で、アメリカで出産まで至ったケースを調べた調査結果を4日、発表しました。

 それによりますと、ジカ熱への感染が確認された妊婦250人のうち、新生児に小頭症や視覚などの異常があったのは24人で、およそ10人に1人に上ったということです。特に妊娠の初期3カ月間にジカ熱に感染した場合、小頭症などの新生児が生まれる割合は15%に上ったとしています。

 ジカ熱は、2015年半ば以降、ブラジルなどの中南米諸国を中心に150万人以上が感染し、アメリカ国内でも妊娠中の女性1600人以上が感染したとみられていますが、まとまったデータが示されるのは初めてだということです。

 CDCは、「ジカ熱の脅威を改めて示すデータだ。ジカ熱は今も近くにある。特に妊娠中の女性は、虫よけを使う感染が広がっている地域に行かないといった予防対策を徹底してほしい」とし、ウイルスを媒介する蚊の活動が活発になる季節を前に注意を呼び掛けています。

 世界保健機関(WHO)は、2020年までジカ熱ワクチンの準備が難しいとの見通しを示しています。

 

 2017年4月6日(木)