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健康創造塾

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■エステサロン、超音波機器の施術でやけど多発 4年で相談20件

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 国民生活センターは2日、エステサロンが美顔や痩身(そうしん)の効果をうたい体に超音波を当てる機器による施術で、「やけどをした」「はれた」「顔の神経が損傷した」などと被害を訴える相談が今年2月までの約4年間に約20件寄せられているとして、注意を呼び掛けました。

 国民生活センターによると、施術は「HIFU(ハイフ)(高密度焦点式超音波)」と呼ばれる機器を用いて、高密度の超音波を特定の部位に集中的に当てて体の表面を傷付けず皮下組織を直接加熱する技術によるもので、本来は前立腺肥大や子宮筋腫の治療などで使われています。

 医師資格のないエステティシャンが使うと医師法に違反する恐れがありますが、ウェブサイトなどでHIFU機器を使い「脂肪細胞を溶かし、顔を引き締める。やせる」とうたうエステサロンが少なくとも20事業者あり、1回数千円程度の料金で施術しているといいます。

 神奈川県の30歳代女性は、腹部に施術を受け、約6カ月のやけどを負ったとして、国民生活センターに相談。愛知県の30歳代女性は、顔の左半分がやけどではれ、水膨れができたため病院で治療したものの傷が残り「これ以上改善しない」と告げられたとして、国民生活センターに相談しました。

 「安全な施術」と強調し、やけどなどのリスクを事前に説明しなかったエステサロンもありました。

 国民生活センターは、「医師以外からの施術は違法の恐れがあり危険。宣伝内容をうのみにせず、リスクの情報を自ら集めて慎重に検討し、エステでHIFU機器の施術を受けるのを控えてほしい」としています。

 

 2017年3月3日(金)