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健康創造塾

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■まつげのエクステや付け爪の接着剤で皮膚炎の恐れ 東京都が注意呼び掛け

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 人工のまつげを付け足す「エクステンション(エクステ)」や「付け爪」で使う市販の接着剤の一部から、皮膚炎などの原因となる化学物質のホルムアルデヒドが検出されたとして、東京都が注意を呼び掛けています。

 業務用や海外製品をインターネットなどで手軽に入手できるようになり、知識がないまま自己流で施術すると健康被害の恐れもあるとしています。

 東京都によると、接着剤から検出されるホルムアルデヒドの量などを規制する法律は「付けまつげ」用には家庭用品規制法があるものの、エクステンションや付け爪用にはありません。体に使用する接着剤全般では、成分表示への法規制もないといいます。

 東京都消費生活総合センターにはエクステンションに関して、「接着剤の揮発成分が目に染みて充血した」「涙が止まらなくなった」との相談が寄せられました。付け爪に関しては、「爪の周りがはれ、白いカビ状のものが出た」「爪が黄ばんだ」との相談がありました。

 このため、エクステンション用と付け爪用の接着剤を10商品ずつ購入し、揮発成分を調べた結果、すべての商品からホルムアルデヒドを検出。接着剤に水分などが付いた時に溶出したり、接着剤が固まる時などに空気中に放散したりするホルムアルデヒドを始めとする化学物質が、目や爪、その周辺の皮膚に接触したり、吸い込まれることによって影響を与え、危害の一因となる恐れがあるとわかりました。

 また、ホルムアルデヒドを放出する化学物質など含有成分の表示が全くない商品も、ありました。東京都は、エクステンション用と付け爪用の接着剤を始めとした体に使用する接着剤について、法規制によって成分などの表示の適正化を図るよう消費者庁に要望しました。

 東京都は皮膚科医、眼科医の見解や調査結果を踏まえ、「何か異常を感じたら、直ちに使用を中止して、接触した部分を水で洗い流し、医療機関を受診して、エクステやつけ爪などを行ったことを医師に告げてほしい」と指摘し、「成分の表示がない商品の購入は控え、エクステは美容師の施術を受けるように」と促しています。

 

 2017年2月22日(水)