健康創造塾

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■ウオーキングでポイントためて、トクホ飲料と交換 自販機のスマホ連動が増加

 

 サントリー食品インターナショナルは、同社の飲料の自動販売機を設置している企業で専用のスマートフォンアプリと自販機を連動させ、社員の健康増進に役立ててもらうサービス「グリーンプラス」を昨夏から展開しています。

 毎日歩くなど健康的な生活をするとポイントがたまり、自販機でサントリー特定保健用食品(トクホ)飲料に交換できます。

 社員の健康に経営者が責任を持つ「健康経営」に関心が高まる中で、「多くの企業に自販機を設置し、トクホ飲料のラインアップが多い当社として貢献したいと考えた」と、システムを開発したサントリービバレッジソリューションの岡本宏之事業開発部課長は狙いを説明しています。

 専用のスマートフォンアプリをダウンロードすると、歩いた歩数をスマホが感知。健康増進に効果があるとされる1週間の目標歩数である男性約6万4000歩、女性約5万8000歩を達成すると、5ポイントたまります。また、対象の自販機でトクホ飲料を1本買うと5ポイント、それ以外の商品なら1ポイントが付きます。

 1ポイントを1円として、トクホ飲料に交換できます。自販機の商品の価格は設置している企業によって違う場合がありますが、190ポイントためれば190円の商品を1本飲めます。

 専門メーカーが開発した近距離通信用の無線機器を自販機に組み込んでいて、昨年夏にIT大手のSCSKに先行導入。トクホ飲料をよく飲む人ほど、日常的に多く歩いている傾向がうかがえました。

 1月末時点で首都圏中心に約80社の約1000台にシステムを導入しており、今夏までに500社の自販機にシステムを導入する計画です。

 日本コカ・コーラも、専用のスマートフォンアプリをダウンロードして飲料を購入すると、ポイントがたまるスマホ連動自販機を開発して、繁華街や企業内を中心に設置しています。

 キリンビバレッジも、飲料を購入すると自分を撮影でき、写真をLINEで受け取れるカメラ付き自販機を開発し、設置を進めています。

 コンビニエンスストアで飲料を買う人が増え、自販機の設置台数は頭打ちですが、飲料各社は1台当たりの販売量を増加させるため、スマホを活用して集客力を高める考えです。

 

 2017年2月22日(水)