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健康創造塾

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■アンチエイジング目的、臍帯血幹細胞を無届け投与 埼玉のクリニックに停止命令

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 国への届け出をせず、アンチエイジングなどを目的に他人の臍帯(さいたい)血幹細胞を投与する治療を行ったとして、厚生労働省は20日、埼玉県所沢市の「埼玉メディカルクリニック」に対し、再生医療安全性確保法に基づき投与の一時停止を命じました。

 2014年の法施行後、停止命令は2回目。

 出産時のへその緒に含まれる臍帯血には、さまざまな種類の細胞の元になる幹細胞が含まれています。美容などを目的にした自由診療で、他人のこうした細胞を投与する場合は、再生医療安全性確保法で最もリスクの高い「第1種」に位置付けられ、国に計画を届け出て安全性の確認を受けた後に実施できます。

 厚労省には以前から、同様の治療が無届けで各地で行われているとの情報が寄せられていました。実際に確認されたのは、今回が初めて。

 厚労省は、外部からの情報提供を受け、今月17日、埼玉メディカルクリニックへの立ち入り検査を実施。2015年12月から現在までに、美容や健康増進などに効果があると宣伝し、男女8人に1回ずつ治療を行ったことがカルテなどから確認されました。

 副作用による健康被害の有無や、使用した臍帯血幹細胞の入手先は確認できなかったため、2週間以内に報告するよう求めました。

 厚労省によると、臍帯血幹細胞の注射投与によるアンチエイジング効果は、科学的に証明されていません。

 

 2017年2月22日(水)