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■インフルエンザ発症から2日間の異常行動に注意呼び掛け 「リレンザ」吸入の中学生転落死を受け

 

 インフルエンザ治療薬「リレンザ」を吸入した中学2年の男子生徒(14歳)が転落死したことを受け、医薬品医療機器総合機構(PMDA)は16日、医薬品服用の有無にかかわらず、インフルエンザの発症から2日間は小児や未成年者を一人にしないよう注意を呼び掛けました。

 インフルエンザ治療薬を巡っては、「タミフル」服用後の異常行動が報告されたことから厚生労働省が調査し、薬を服用しなくても異常行動が起きることや、解熱剤などでも異常行動が起きることが報告されています。

 そのため厚労省は、インフルエンザのため自宅療養する小児や未成年者を一人にしないよう昨年11月に注意喚起。医薬品医療機器総合機構は、この通知を徹底するよう改めて呼び掛けました。

 中学2年の男子生徒は14日午後1時ごろ、東京都品川区のマンションの敷地でフェンスに引っ掛かっているのが見付かり、病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。男子生徒は4階の自宅の部屋から転落したとみられていますが、インフルエンザにかかって、治療薬を服用していたということです。

 警視庁によりますと、現場の状況などから、男子生徒はマンションの4階にある自宅の部屋の窓から寝間着姿で転落したとみられるということです。男子生徒は、この日の午前中に病院でインフルエンザと診断され、治療薬のリレンザを服用し、室内で寝ていたということです。

 厚生労働省によりますと、未成年の患者が「リレンザ」を服用した後に、走り出したり、暴れたりするケースがこれまでにも報告されていますが、薬との因果関係はわかっていないとしています。

 また、薬を服用していなくてもインフルエンザの患者が暴れるケースも報告されているということです。警視庁が当時の詳しい状況を調べています。

 リレンザを製造するグラクソ・スミスクライン(東京都渋谷区)はホームページで、関連は不明とした上で「使用後に異常行動などを発現した例が報告されている」として、小児や未成年者について、服用後、少なくとも2日間は1人にならないよう呼び掛けています。

 

 2017年2月16日(木)