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■札幌医大病院、白血病などの臨床研究で不正疑い 患者の血液を無断使用か

 

 札幌医科大学付属病院(札幌市中央区)は10日、腫瘍・血液内科で実施した臨床研究について、安全性を審査する院内の臨床研究審査委員会(IRB)の承認を受けていないとする不正の疑いを厚生労働省から指摘され、調査していると明らかにしました。

 病院によると、同科の男性准教授らのチームが2011年から実施し、2012年にイギリスの医療雑誌に論文を発表した白血病などの血液疾患に関する臨床研究について、昨年8月に厚労省から指摘があり、内部調査を求められました。

 病院にも昨年6月に、同様の不正を指摘する匿名の告発文が届いており、厚労省の指摘を受け詳細な内部調査を始めました。

 内部調査を進める中で、IRBの承認を受けていたことは確認しましたが、臨床研究で血液の提供を受けた13人分の患者に対し、同意書を得ていなかった疑いが浮上。臨床研究が研究計画書に沿っていない疑いも出て、現在も調査を継続しています。

 病院は同科の他の臨床研究でも問題がなかったかどうか、記録が残る2010年以降に実施または実施中の約150件についても、内部調査を始めたといいます。

 

 2017年2月11日(土)