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■世界全体で1年間に880万人ががんで死亡 WHO、早期診断を促す

 

 2月4日はがんに対する啓発を行い、予防などの行動を呼び掛ける「世界対がんデー」です。世界保健機関(WHO)は、世界全体で1年間におよそ880万人ががんで亡くなっているとして、早期の診断などを促す新しいガイダンスを発表しました。

 WHOによりますと、2015年にがんで亡くなった人は世界全体でおよそ880万人で、このうち3人に2人は所得が高くない国で亡くなっています。

 WHOは30%から50%のがんは防げる可能性があるとして、予防対策や早期の診断などを促す新たなガイダンスを「世界対がんデー」に合わせて3日、発表しました。

 新たなガイダンスは、各国政府や医療関係者などに活用してもらおうというもので、この中では、一般の人たちに初期のがんの症状についての意識を持ってもらい、すぐに医療機関にかかるよう促すとともに、適切な診断ができるよう医療関係者の教育などに投資するよう求めています。

 そして、がんになった場合でも、金銭的な負担が少なく、安全で効果的な治療を受けられるよう、取り組むべきだとしています。

 WHOによると、現在がんと診断される人は年間およそ1400万人おり、2030年には年間2100万人を超えると予想しており、今回のガイダンスを活用し、防ぐことができるがんによる死者を減らすよう呼び掛けています。

 がんは2011年に心疾患を抜いて、世界の死因の第1位となっています。

 

 2017年2月4日(土)