読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

健康創造塾

各種の健康情報を発信

■乾いた豆やナッツ類、3歳ころまで食べさせないで 消費者庁が注意喚起

 

 乳幼児が豆を食べて窒息するケースがあることから、消費者庁は3日の節分に合わせ、「3歳ごろまでは乾いた豆やナッツ類は食べさせないでほしい」と注意を促しています。

 小さな子供が豆まきが終わった後、床などに落ちた豆を食べるなどして窒息するケースが毎年相次いでいるためです。

 消費者庁が昨年末時点で30の医療機関から得た情報によると、0~3歳が豆やナッツ類を食べたことで起きた事故は、2010年12月からの6年間で29件発生。半数以上のケースで、入院治療が必要となるなど、症状が重くなるのが特徴です。

 そのうち1歳児のケースでは、節分の豆を食べた後に息がゼイゼイし始めました。病院で診察したところ、気道に豆の破片が入っており、全身麻酔をして摘出し5日間入院したといいます。別の1歳児は家族と一緒にピーナツを食べていたところ、のどに詰まって顔色が悪くなったため、親が慌てて背中をたたいたり、指を口に入れたりしてピーナツ1個を吐き出させましたが、せき込んで息がゼイゼイするため救急要請したといいます。

 消費者庁によると、豆やナッツ類は形や大きさ、硬さからほかの食品よりも気管に入りやすく窒息の危険があるだけでなく、気道に入った小さな破片をそのまま放置していると、気管支炎や肺炎を起こすこともあります。

 消費者庁の担当者は、「特に乳幼児ののどは未発達で気管に入りやすい。節分の豆まきでは、親の目の届かないところで子供が豆に近付かないように注意し、誤って口に入れないように後片付けも徹底してほしい。また、節分に限らずふだんから、歯が生えそろう3歳ごろまでは乾いた豆・ナッツ類を食べさせないようにしてほしい」としています。

 小林製菓(東京都江戸川区)は2010年から、豆による事故を防ぐため小分け包装し、袋のまま豆まきができる節分用商品の販売を始め、今年の売り上げは当初の約5倍に伸びたといいます。小林義明社長は、「袋のまままけば掃除も楽」と話しています。

 

 2017年2月3日(金)