健康創造塾

各種の健康情報を発信

■ノロウイルスなどが原因の感染性胃腸炎、また増加 集団食中毒も発生

 

 国立感染症研究所は31日、ノロウイルスなどが原因の感染性胃腸炎の患者数が、1月16日から22日までの直近1週間で1医療機関当たり7・00人だったと発表しました。

 再び増え始めた前週の6・48人から、さらに増加しました。

 和歌山県や北海道の幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校などでノロウイルスが原因とみられる食中毒も発生しており、国立感染症研究所は「手洗いによる予防や給食などの調理担当者の健康管理を徹底してほしい」としています。

 全国に約3000ある定点医療機関から報告された患者数は、22日までの1週間で2万2140人に上り、前週より約1600人増加しました。

 都道府県別では、1医療機関当たりの患者数が最も多かったのは大分県の25・44人で、福井県の15・73人、宮崎県の15・22人と続きました。

 今季は12月12日から18日の1週間で、感染性胃腸炎の1医療機関当たりの患者数が20・89人になり、現行の統計を始めた1999年以降、大流行した2006年の22・81人以来の水準となりました。ウイル遺伝子が変化したタイプ(変異型)のノロウイルスが広がり、大規模な食中毒などが続発したためとみられます。

 ノロウイルスは感染すると、1~2日の潜伏期間の後、激しい嘔吐(おうと)や下痢を繰り返します。乳幼児や高齢者の場合、脱水症状などを起こして入院治療が必要になることもあります。

 

 2017年1月31日(火)