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健康創造塾

各種の健康情報を発信

■毎年2月4日を「風疹の日」に 学会が風疹ゼロプロジェクトを立ち上げ

 

 妊娠初期の女性が感染すると、産まれてくる新生児の目や耳、心臓などに障害が出る恐れがある風疹(ふうしん)を2020年までになくそうと、日本産婦人科医会は毎年2月4日を「風疹の日」と定め、東南アジアなど患者が多い地域へ渡航する人に予防接種を呼び掛ける取り組みを始めることになりました。

 取り組みを始めるのは、全国の産婦人科医で作る日本産婦人科医会で、25日に記者会見し、毎年2月4日を「風疹の日」と定めて2月を強化月間として、東京オリンピックパラリンピックが開かれる2020年までに風疹をなくすための啓発活動「風疹ゼロプロジェクト」を立ち上げたことを明らかにしました。

 風疹は、海外の流行地でかかった人が国内にウイルスを持ち込んで広げるケースが多いことから、風疹ゼロプロジェクトでは、出張などで流行地の東南アジアやアフリカに行く人などを対象に予防接種を呼び掛ける取り組みを行うことにしています。

 中でも30歳代から50歳代の男性は、定期の予防接種を受ける機会がなかったために免疫のない人が多いため、感染の危険性が高いということで、予防接種を徹底してほしいとしています。

 風疹は、2012年から2013年にかけて国内で大きな流行を起こし、2014年までの3年間に45人の新生児が、先天性風疹症候群と診断されています。

 日本産婦人科医会の平原史樹常務理事は、「免疫を十分持っていない働き盛りの男性が依然多く、海外出張などを切っ掛けに、国内でまた、いつ大流行になってもおかしくない状況だ。一人一人が自覚して予防接種をしてほしい」と話しています。

 

 2017年1月25日(水)