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■骨に効くミカンジュース、機能性表示食品に認定 和歌山県で初めて

 

 ミカンの生産、加工販売を行う農業生産法人「早和果樹園」(和歌山県有田市)の果汁100%のミカンジュース「味一しぼり」(720ミリリットル)が、骨の健康維持に役立つとして、効能を商品に表示できる「機能性表示食品」に和歌山県内で初めて、消費者庁から認定されました。

 早和果樹園の秋竹新吾社長は、「ミカンの皮を使った商品の認定も目指し、濃厚な味が魅力の有田みかんの付加価値を高めたい」と意欲をみせています。

 機能性表示食品は、科学的根拠に基づいて、健康の維持・増進などの効果を商品パッケージに表示できる制度で、消費者庁が2015年4月に導入しました。

 同じく効果を表示できる「特定保健用食品」(トクホ)は安全性などについて国が審査しますが、機能性表示食品は、自社や他の機関が行った研究結果をもとに、企業が自己の責任で効能などを評価することが必要となります。

 秋竹社長によると、和歌山県が出資する「わかやま産業振興財団」が、果樹の付加価値を高めようと昨年、開いた講演会を聴講し、機能性表示食品について詳しく学んだことが認定を目指す切っ掛けとなりました。

 早和果樹園は、国立研究開発法人「農業・食品産業技術研究機構」が行った研究を踏まえ、有田みかんに含まれるオレンジ色の成分「β―クリプトキサンチン」が骨代謝の働きを助け、骨粗しょう症の発症リスクを低減させることに着目しました。

 1日当たり、β―クリプトキサンチンを3ミリグラム以上摂取すると有効とされていることから、早和果樹園は「日本食品分析センター」に依頼してジュースの成分を調査。ジュース180ミリリットル当たり3ミリグラムの成分が含まれていることを突き止め、昨年9月に消費者庁に申請し、12月28日付で認定されました。

 1本1300円(税込み)で、和歌山県内の小売店で購入できます。問い合わせは早和果樹園(0120・043・052)。

 

 2017年1月14日(土)