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健康創造塾

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■ピロリ菌除去後も遺伝子異常で、がんの再発リスク3倍 国立がん研究センターが調査

 

 胃がんの手術が成功し、原因となるピロリ菌の除去をした人でも、「メチル化」と呼ばれる異常が遺伝子に多く蓄積していると、再びがんになるリスクが3倍高くなっているとする研究結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめました。

 国内で胃がんと診断される人は毎年13万人を超え、手術後には胃がんができる原因とされるピロリ菌を抗生物質で取り除く治療も行われていますが、その後、再びがんになる人も少なくなく早期発見が課題となっています。

 国立がん研究センターの牛島俊和・エピゲノム解析分野長らの研究チームは、胃の粘膜にすみ着くピロリ菌除去の治療後の患者795人を対象に、メチル化と呼ばれる異常が遺伝子にどの程度起きているのか調べました。

 そして、異常の多さに応じて患者を4つのグループに分け、毎年1回、平均5年にわたり内視鏡検査を実施したところ、異常が最も少なかったグループでは新たな胃がんを発症した人の割合が約7%だったのに対し、最も多く異常が蓄積したグループでは約20%と約3倍に上っていました。

 研究を行った牛島分野長は、「除菌した後でも発症リスクの高い人がわかれば、検診を徹底し、早期発見につなげることができる。メチル化の異常は肝臓や大腸など、ほかのがんにもかかわるとみられるので、同様の診断に使えるか研究を進めたい」と話しています。

 

 2016年12月26日(月)