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健康創造塾

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■動物用ワクチン、製造大手の微生物化学研究所が不正 40日間の業務停止に

医療ニュース

 

 動物用医薬品の製造大手「微生物化学研究所」(京都府宇治市)が、国の承認と異なる製法でイヌやネコ、家畜用のワクチンや診断薬を製造、出荷したとして、農林水産省は16日、同社に対して医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づき、12月21日から1月29日までの40日間の業務停止命令と業務改善命令を出しました。

 農水省によると、製造する67製品のうち鶏の伝染性気管支炎や狂犬病を予防する動物用ワクチンなど55製品で、有効性を確かめる試験をしなかったり、試験で有効性の基準値を超えなかった医薬品の試験結果を書き換えたりするなどの不正があったといいます。

 同省の9月の立ち入り検査で、発覚しました。医薬品の安全性に影響を与える恐れはないことは、確認されているといいます。

 また、動物用医薬品の原料生産に使う遺伝子組み換え微生物を、国が確認した区域外に持ち出していたことも判明。遺伝子組み換え生物の取り扱いについて定めたカルタヘナ法に違反するとして、この微生物の使用も中止されました。

 遺伝子組換え微生物は原料の精製、廃棄の過程で薬剤処理などにより死滅し、環境中への逸出はなかったことが確認されているといいますが、微生物の使用再開には、拡散防止措置について農林水産相の確認を受けることが必要となります。

 

 2016年12月18日(日)