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健康創造塾

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■10歳前に凍結保存した卵巣組織、体内に戻して出産  イギリスの女性が世界初

 

 イギリスのロンドンで、10歳になる前に採取・凍結保存しておいた卵巣組織を用いて生殖能力が回復した女性が妊娠・出産しました。担当した医師らが14日、明らかにしました。

 卵巣組織の凍結保存を行ったイギリスのリーズ大学によると、10歳になる前に摘出した卵巣組織を使った妊娠・出産例は、世界初です。

 リーズ大学によると、重度の血液疾患を発症していたモアザ・アルマトルーシさん(24歳)は、9歳の時に右側の卵巣を摘出して凍結保存していました。化学療法を受ける前の摘出でした。

 そして昨年、この卵巣組織をアルマトルーシさんの体内に戻したところ、妊娠機能が回復し、13日にロンドン市内の個人病院で男児を出産しました。

 アラブ首長国連邦のドバイ出身のアルマトルーシさんは、生まれながらに難病のベータサラセミアを患っていました。ベータサラセミアは、ヘモグロビンの生成異常が生じる病気で命にかかわることもあります。

 骨髄移植を受けるためにアルマトルーシさんは化学療法を受けましたが、これによって残っていた左側の卵巣が損傷し、20歳代初期に閉経。今回、凍結保存しておいた卵巣組織を移植したところ、ホルモン値は通常レベルまで上昇して排卵が起き、妊娠機能が回復したと、リーズ大学がウェブサイトで説明しています。

 昨年には、ベルギーの女性(27歳)が13歳の時に凍結保存していた卵巣組織を用いて出産しています。

 

 2016年12月15日(木)