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■今冬の鳥インフル国内感染、過去最高の64件に 環境省が野鳥監視を強化

 

 11月以降、死んだ野鳥などから高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されるケースが、13日までに全国で過去最高を上回る64件に達し、環境省は野鳥の監視を強化しています。

 環境省によりますと、死んだ野鳥や野鳥のフンなどの検査で高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたケースが、11月から12月13日までに北海道や秋田県鹿児島県など11道県で64件に上りました。

 これは過去最高だった2010年から2011年にかけてのシーズンに検出された62件をすでに上回っています。

 鶏やアヒル、ウズラなどの家禽(かきん)では、青森、新潟の2県で4件の感染が確認され、殺処分されました。

 環境省は海外から飛来する渡り鳥などによって広まったとみて、警戒レベルを最も高い「3」に引き上げて警戒を強めていますが、13日、各都道府県に対して文書を出し、野鳥の監視強化や、死んだ野鳥が見付かった場合には速やかに国に連絡し連携して対処することなどを改めて指示しました。

 また、国内で鳥インフルエンザウイルスが人に感染したケースは報告されていないということで、冷静な対応を求めるとともに、死んだ野鳥を見付けた時は触らずに自治体に連絡することや、感染を防ぐためなるべく鳥のフンを靴で踏まないよう呼び掛けています。

 山本公一環境相は、「今後、監視の強化がより一層必要だと考えている。引き続き緊張感を持って対応していきたい」と述べ、全国各地の環境省の事務所を通じて野鳥の監視を強化する考えを示しました。

 

 2016年12月13日(火)