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健康創造塾

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■世界の若者、年25万人がエイズ感染 2030年には39万人、ユニセフが増加警告

 

 国連児童基金ユニセフ)は世界エイズデーの12月1日、エイズに関する報告書を公表し、2015年に15~19歳の若者約25万人が新たにエイズウイルス(HIV)に感染したと明らかにしました。

 対策を強化しなければ、2030年の新規感染者数は39万人に膨れ上がると警告し、国際社会に撲滅に向けた取り組みを促しました。

 報告書によると、10~19歳の感染者の総数は2015年時点で推定180万人となり、10年前から28%増加しました。エイズによる年間死者数も、2000年の1万8000人から2015年は4万1000人へと倍以上に増えています。

 ただ、患者総数が拡大する一方、新たな感染者数は減少傾向にあります。しかしながら、性交渉などによって感染した15~19歳の減少幅は、主に母親から感染した0~14歳に比べ小さくなっています。

 報告書では、感染者の半数以上が住むアフリカでは今後、若者人口の大幅増が見込まれ、現状の対策のままでは新規感染者数が増加に転じる恐れがあると指摘しています。

 ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、「エイズを撲滅するには、すべての子供と青少年に治療や対策が届くよう努力しなければならない」として、対策を早急に進めるよう呼び掛けています。

 

 2016年12月2日(金)