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■ジカ熱、プエルトリコで70歳男性死亡 アメリカ領内で初めて

 

 カリブ海にあるアメリカ自治領プエルトリコで4月29日、ジカウイルス感染による関連死が初めて確認されました。アメリカの疾病対策センターCDC)が、発表しました。

 死者は70歳の男性で、ジカ熱に合併した重度の血小板減少症によって内出血を起こし、死亡したといいます。

 CDCは先に、プエルトリコでジカ熱への感染が爆発的に増加し、感染者数が数十万人に及ぶ恐れがあると警告していました。

 蚊が媒介するジカウイルスは、感染すると発疹や関節痛、筋肉痛、頭痛、発熱などの症状が出ます。脳と頭部が異常に小さい状態で新生児が生まれる「小頭症」との関連が指摘されており、近年ブラジルで小頭症の新生児数が増加している原因といわれています。

 CDCプエルトリコの人々に対し、蚊に刺されないための対策として、虫除け剤や長袖の衣服、住居の戸締りなどを徹底するよう呼び掛けています。また、ジカウイルスは性交渉でも感染することから、パートナーが妊娠している場合は男性用避妊具を使用するか、出産まで性交を避けるよう注意しています。

 プエルトリコでは、昨年11月に症状を訴えた患者が翌12月に、アメリカ領内初のジカウイルス感染者と確認されていました。

 CDCによると、今年4月14日までのプエルトリコにおける感染者数は6157人で、うち65人が妊婦、17人が入院し、5人が神経障害のギラン・バレー症候群を発症した疑いがあるといいます。

 

 2016年5月1日(日)