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■デング熱、ジカ熱を防ぐ 東京都が公園などで蚊の採取を開始

 

 東京都は18日、デングウイルスやジカウイルスなどの有無を調べるため、利用者やイベント開催が多い代々木公園(渋谷区)や上野公園(台東区)など9つの公園、庭園で蚊の捕獲を始めました。

 両ウイルスはともに蚊の媒介で感染が広がり、ジカウイルスは中南米での流行を受け、初めて調べます。今後、調査場所を都内25の公園などに拡大し、月2回程度のペースで11月まで実施します。

 この日は、東京都が委託した業者の係員2人が代々木公園で、木が多く蚊が発生しやすい場所で網を使って蚊を採集するとともに、公園内の側溝に蚊の発生を抑える薬剤も投入しました。

 採集した蚊は、東京都健康安全研究センターに運び、およそ1週間かけてウイルスの有無を検査し、東京都のホームページで結果を公表することにしています。

 東京都の担当者は、「調査と並行し、公園利用者らに蚊に刺されないよう、虫よけ剤の使用や服装への注意を呼び掛ける」としています。

 東京都内では2014年の夏に、デング熱の国内感染が約70年ぶりに確認され、代々木公園を訪れた人を中心に、150人以上の感染が報告されました。そのため東京都は昨年から蚊の採取場所を増やし、調査の開始時期も早めて、25の公園などで捕獲した約4500匹の蚊を検査し、すべて陰性でした。

 中南米でジカ熱に感染し、日本に帰国した人は今年はすでに4人確認されているということで、東京都環境保健衛生課の木村秀嘉課長は、「今年は、デング熱だけでなくジカ熱の感染者も海外から国内を訪れるケースが増える可能性があり、去年以上に対策を徹底したい」と話しています。

 

 2016年4月18日(月)