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■世界の成人糖尿病患者、4億2000万人 1980年から4倍近くに増加

 

 世界保健機関(WHO)は6日、糖尿病を患う人が2014年に世界で4億2200万人に上ったとの報告書を発表しました。

 肥満者の増加に伴い1980年の1億800万人から34年間で4倍近くに増え、18歳以上の成人人口に占める比率も4・7パーセントから8・5パーセントへと上昇しました。近年は、所得水準の高い国よりも、低所得や中間所得の国での速いペースでの増加が顕著になっています。

 WHOによる糖尿病に関する初めての世界規模の報告書によると、2012年には糖尿病で150万人が死亡し、さらに220万人が高血糖による循環器疾患などで死去しました。

 合計370万人のうち、43パーセントは70歳未満で亡くなりました。安価なインスリンが行き渡りにくい事情もあり、低所得や中間所得の国のほうが若く死亡する傾向があるといいます。

 WHOは、糖尿病患者の急増の原因について過体重や肥満、運動不足にあるとし、糖尿病などによる疾患が患者やその家族に加えて、各国の医療保険制度や経済全体にとっても大きな負担になっていると指摘。

 糖尿病の予防と治療を強化するには、健康に有益な環境を営み、運動不足や不健康な食事などの糖尿病罹患要素を減らすとともに、国の能力を強化し、糖尿病患者がその体調に適する必要な治療と正しい対処を得られるよう助けるべきだと勧告しています。

 

 2016年4月7日(木)