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■配偶者を失うと脳卒中リスク1・3倍に 生活変化への目配りが必要

 

 離婚や死別で配偶者を失うと脳卒中になる可能性が約1・3倍高まるとする疫学調査結果を、大阪大や国立がん研究センターなどの研究チームが28日までに、米専門誌電子版に発表しました。

 配偶者の喪失などにより生活環境が変わってしまった人に対する健康への目配りが必要としています。

 研究チームは、岩手や秋田など8県に住み、1990年か1993年に配偶者と同居していた当時40歳から69歳の男女約5万人を平均15年間追跡、離婚や死別などによる婚姻状況の変化と脳卒中発症との関連を調べました。

 追跡期間中に、2134人が脳卒中を発症。配偶者のいる人と比べると、離婚や死別した人は男女合わせて脳卒中のリスクが約1・3倍になりました。特に男性の場合は、脳卒中のリスクが約1・5倍になりました。

 研究チームは、「配偶者を失うと飲酒量が増えたり、生活を楽しめなくなったりする傾向にあり、脳卒中のリスクを上昇させているのではないか」と分析しています。

 2016年3月29日(火)