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夜間頻尿

 

就寝後に尿意を感じ、睡眠が妨げられる状態 

 頻尿のうち、就寝後に排尿回数の増加がある状態を、夜間頻尿といいます。

 頻尿とは、尿をした後、一定の時間の経過を待たずに、すぐまた尿意を感じ、排尿回数が増加した状態のことです。

 この頻尿では、膀胱(ぼうこう)が敏感になり、尿が少したまると不快感を覚えて尿をしたくなる場合と、病気などの原因で膀胱そのものの容量が普通より小さくなり、すぐに尿をしたくなる場合とがあります。

 夜間頻尿では、睡眠が妨げられるのでQOL(生活の質)の低下を招き、高齢者の場合では夜起きた時に転倒して、骨折の原因にもなります。

 六十歳以上の男性に起こる老人病として代表的な前立腺肥大症では、この夜間頻尿が最初の症状として現れます。尿がそれほどたまっていないのに、何回も目覚めます。排尿しても、50~150ミリリットルほど残るために、相対的に膀胱容量が小さくなったのと同じになって、頻尿が起こってくるのです。

 同様の夜間頻尿は、前立腺がん、慢性腎(じん)不全、膀胱頸部(けいぶ)硬化症でもみられます。