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夢遊症

 

深い眠りの時に起きて行動する症状

 夢遊症とは、夢遊病とも、睡眠時遊行症とも呼ばれ、就寝中に起きて歩き回ったりするなど、まるで目的があるような行動を起こす症状です。

 症例としては、毛布やシーツをきちんと直す、電気をつける、歩き回る、服を着る、ドアを開ける、トイレに行って排尿する、何かを食べる、外出するなどの行動をします。

 うつろな表情で視線を動かさず、いくら呼びかけても反応しません。数分で目を覚ますことがありますが、大抵の場合、再び眠り続け、翌朝、目が覚めた時には、本人には行動した記憶がまったくありません。

 通常、深い眠りのノンレム睡眠の時に、夢遊症は起こります。見ている夢と関係していると思われがちですが、夢とは関係なく起こります。

 原因は現在、はっきりと解明されていませんが、過度のストレスや疲労、大量のアルコール摂取により脳が興奮状態になると、ノンレム睡眠中に運動抑制機能の働きが低下し、症状が起こると見なされています。脳内のセロトニンの不足が原因という説もあります。

 この夢遊症は、幼児期~青年期前までに起きやすく、だいたい約3割が4歳から8歳くらいまでに発症します。大半の子供は大人になると、ほどんど自然に消失しますが、約1パーセント程度は大人になっても、夢遊症の症状を持ち続けるといわれます。